皆さんの会社では現在、何か社内横断型のプロジェクトは走っていますか?
今であれば、「働き方改革プロジェクト」とか「
「構造改革プロジェクト」、「新商品開発プロジェクト」、「
(ここで言う社内プロジェクトとは、
是非
過去に私も何度も関わったことがありますが、
色んな失敗事例が浮かんできます。
今日は少しでも社内プロジェクトを上手く運営する方法を考えてみ
目次
社内プロジェクトの失敗あるある
まずは実際にどんな失敗例があるかという事で、“
・そもそもの目的が途中からわからなくなって迷走する
・社内プロジェクトに権限がないため、
改革プランを部署に実行させられない ・経営トップ意志や優先度が下がり、やがて立ち消えになる
・日常業務を言い訳に、参加しないメンバーが出てくる
・社内プロジェクトへの参加を職場の上司や同僚が歓迎しない
・各現場がプロジェクトに必要な情報を出してくれない
・
プロジェクトに反対はしないけど決して協力しない古株社員の存在 ・プロジェクトメンバー間で対立や反目が生じて迷走する
などなど
皆さんも目の当たりにしたケースがあるのではないでしょうか?
社内プロジェクトは注目度が高い上、
反対派も出るし、結果が見えない時の風当たりも強いものです。
社内プロジェクトを成功させるには
では社内プロジェクトの成功確率を高めるためにはどのような手立
特にこだわるべきは、
・経営トップの揺るぎないコミットメント
・プロジェクトテーマの選定
・プロジェクトリーダーの選定
・プロジェクトメンバー選定
の4つだと思います。
1、経営トップの揺るぎないコミットメント
言うまでもありませんが、絶対に必要です。
2、プロジェクトテーマの選定
テーマ選定が大事というのは、
例えば、世の中で残業削減が話題になっているからと、
しかし各部署では残業削減より優先する問題点が沢山あるとしたら
「必ずしも今じゃなくても・・」
取り組む以上、
3、プロジェクトリーダーの選定
プロジェクトの成否を握るのがプロジェクトリーダーとメンバーの選定です。
中小企業であれば、
プロジェクトリーダーに求めるべきは能力よりマインド、
社歴の長さは社内を良く知っているという長所になる反面、
以前私が関わった新商品開発プロジェクトのリーダーは課長クラス
転職してきて1年足らずで、
見事だったのは、情熱です。
その商品を何としても形にしたいという思いが強いので、
プロジェクトメンバーによっては自主的に動かない人もいますが、
統率型リーダーシップではなく、サポート型のリーダーシップが、
4、 プロジェクトメンバーの選定
メンバー選定では、
・壁のない人。誰とでもフランクに話ができ、柔軟で、
組織の論理に捉われない
・会社を良くしたいと思う気持ち
・上司や周囲を説得、説明する力
・混沌や曖昧さを受け入れられる
・バックグラウンド(部署、社歴、男女、年齢など)は色々
・自ら立候補が望ましいが、気持ち先行で能力がついていかない場合もあるので、 意欲と能力のバランスをみる
・メンバーの数を増やし過ぎない
中でも4つ目は盲点になりがちですが大事です。
社内プロジェクトはスタート時点でゴールが見えません。
何が解なのか、
もやもやするし、膠着状態もしょっちゅうです。
普段の仕事では目標とやるべき事が明確な人の場合、
乗り越えられれば大きな成長ステップになりますが、
社内プロジェクトにおいて経営トップがすべき事
最後に社内プロジェクトにおける経営トップの大事な仕事を2つ付
1つは抵抗勢力や変わりたがらない古株社員への対応。
トップ自ら対話し、気持ちを伝え、納得させることです。
どうしても説得できない場合、その人を重要な役職から外すなど、
2つ目は社内広報。
社内プロジェクトの進捗状況、今起きている問題、
プロジェクトの成果がなかなか出ないと、
そういう雑音を一掃し、
ゴーンショック時の日産のクロスファンクショナルチームの成功要因
社内プロジェクトの成功例というと、ゴーンさん就任時の日産の「
成功要因は色々あったと思いますが、
ゴーンさんはコミットメントの権化みたいな方なので、
テーマ別に様々な部署からメンバーを招集し、
互いの対話を深め、ナレッジを結合させていくという組み立て、
以上、「“社内プロジェクト”成功の鍵を握る人選と運営」
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