人手不足を解消したければ自社のファンを増やせ!

2019.01.10
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2018年も人手不足が深刻な一年となりました。

1月~11月の平均有効求人倍率は1.61倍。
2017年平均の1.5倍よりも高水準でした。

求人難などを原因とする人手不足倒産件数は1~11月で362件。
昨年を2割上回る過去最高です。

年末には出入国管理法改正案が可決され、5年間で最大34万人の外国人労働者を受け入れる道筋がつけられました。

 

そんな2018年、
あなたの会社で、こんなことは起きませんでしたか?

 

人手不足がもたらす影響

あなたの会社でこんなことが起きませんでしたか?

  • いくら募集しても人が採れない
  • 外注先の人員不足により仕事の依頼を断られた
  • 外注先の業務クオリティが低下した
  • 業務委託していた個人が忙しすぎて新たな仕事を依頼できない
  • 優秀な派遣社員がやめてしまった

 

上記はいずれも人手不足に大いに関係する現象。
人手不足が企業活動の様々な場面で影響を及ぼし始めました。

この状況を打開すべくあなたの会社でも様々な努力をされていると思いますが、今回お伝えしたい1つの有効な解決策は、あなたの会社のファン作りです。

 

人手不足解消の鍵は自社のファン作り

自社のファンをたくさん作りましょう!!!

 

ここでいうファンとは、
「立場や役割に関係なく、あなたの会社が好き、信頼できる、共感できる、応援したい、などと思ってくれる人」のことです。

 

商品を買ってくれるお客様を自社のファンにしたいというのは誰もが考えることです。

しかし、お客様以外の利害関係者を自社のファンにしようと心がけている会社は少数派ではないでしょうか?

 

ちなみに会社には次のような利害関係者(顧客以外)がいます。

  • 社員/派遣社員/アルバイト
  • 社員の家族、友人
  • 元社員
  • 外注先
  • 提携先
  • 業務委託する個人
  • 株主
  • 銀行など金融機関
  • 顧問弁護士、税理士、社労士など
  • 同業界の関係者
  • 所轄官庁/自治体
  • 地域社会
  • メディア

 

あなたの会社の利害関係者を具体的に思い浮かべてみて下さい。
特に、自社に欠かせない大切な利害関係者を思い浮かべてください。

 

その利害関係者はあなたの会社のファンでいてくれていますか?

 

 

企業と企業の関係は、実際は個の人間同士がつながり合って成り立っています。

外注先であれ、銀行であれ、士業であれ、自社にとって大切な相手には、信頼できる優秀な担当者がいるでしょう。

その人があなたの会社のファンでいてくれたらとても心強いですよね。

 

自社のファンが沢山いる会社はこんなにいい事がある

いい会社にはいいファンがいるものです。

ファンがいる会社には、いいことが沢山生まれるんですよね。

例えば、

  • 社員が自社の求人に友人を勧誘してくれる
  • 辞めた社員が顧客を紹介してくれる
  • 繁忙期で残業が多い時でも社員の家族が理解してくれる
  • 外注先が多忙でも優先的に対応してくれる
  • 優秀な担当者が長く担当でいてくれ、引き継ぐ時に優秀な後輩をつけてくれる
  • トラブル発生時などにとことん付き合ってくれる
  • 好意的な記事を書いてくれる
  • 人材紹介コンサルタントの場合、転職希望者にあなたの会社の魅力を熱心に説いてくれる

 

あなたも経験したことがあるのではないでしょうか。

ファンって本当に有難い存在なのです。

 

今こそ自社のファンを作る時代

人手不足でない時代は、“代替可能”の価値観が強かったです。

  • 意に沿わない外注先があれば、そこを切り、次を探す
  • 退職した社員を三顧の礼で出戻りしてもらう必要もない

 

しかし今は違います。

雇用形態に関係なく、いい人は取り合いです。
いい人を切って、もっといい人を探すのはとても大変です。

いい人に長くつながってもらうことが会社に大きな価値をもたらします。

 

少しマクロの視点で見てみましょう。

これからの時代、人材は社会の共有財産化していきます。

例えば今起きている様々な動き、
「転職、副業兼業、パラレルワーク、クラウドワーカー、個人事業主、企業間留学・・」などは、いずれも1つの会社が特定の人物を独占するのとは逆の動きです。

束縛から解放への流れが急激に進んでいるとも言えます。

だからこそ気持ちの上ではしっかりつなぎ止めておく必要があるのです。

  • 独占はできないとしても、少しでも自社に多くのエネルギーを注いでもらう。
  • 自社のファンになり、マインドシェア、時間シェアを高めてもらえるようにする。
  • いざという時助けてくれる応援団を増やしておく。
  • 自社のことを理解するファンから提言や意見をいただく。

それこそがファンを増やす目的です。

 

 

自社のファンを増やすにはどうしたらいいか?

自社のファンを増やす方法、注意点は色々ありますが、特に意識すべきは「発信する」、「フラットに付き合う」の2点です。

発信する

ファンになるならないは人の気持ちなので強制できません。
自分から応援したい、この会社の発展に尽くしたい、と思ってもらえるかどうかです。

そのためには会社からの発信が重要です。
何を目指しているのか、どんな会社になりたいか、どんな価値観を持っているのか、誰の役に立ちたいのか・・

そういう思い、ビジョンをどんどん発信して伝えていきましょう。

思いや価値観(世界観)は、人が共感をおぼえ、ファンになる大事な要素です。

社員に伝えるだけでなく、外部協力者にもドシドシ発信すべきです。

フラットに付き合う

会社とファンは上下の関係ではありません。

上司が部下に威張る、発注元が外注先に威張る、そういうスタンスではファン拡大は進みようがありません。

利害関係者それぞれとフラットにフランクに付き合う。

社員も外部協力者も含めて、「チーム〇〇」、「オール〇〇」みたいな気持ちをもって一体感を体現する方が、ファン増加につながります。

 

以上、「人手不足を解消したければ自社のファンを増やせ!」でした。

 

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筆者紹介

竹居淳一
株式会社SUSUME 代表取締役

竹居淳一

中小ベンチャー企業が「人と組織の力を最大化して持続的に発展」できるよう、人材育成・組織開発のコンサルティング、トレーニング、人材育成プログラムなどを提供しています。

筆者プロフィール詳細