(今回はChatGPTと執筆しました) 心理アセスメント のすすめ|チームビルドを促進する6つのツール

2024.07.19

心理アセスメント

チームビルディングの出発点は、お互いを理解し合うことが大切です。

そのための効果的な方法の1つが、心理アセスメントツールを通じた相互理解です。

 
そこでいくつかのメジャーなアセスメントツールを紹介する記事を書こうと思いましたが、ここで

「このような既にある情報の整理作業は、私よりもAIの方が圧倒的に早く正確に書けるはずだ」

と考えました。
 

よって、今週のブログは番外編としてChatGPTに指示を出して書いてみました。
 

書いて欲しい内容を伝え、加えて欲しい情報や、字数などについてChatGPTとの数回のやりとりを経て、わずか数分で書き上げました。
 

以下、前半にChatGPTが作成した内容を載せ、後半に筆者の活用経験によるアドバイスも記載しています。

次週からは、いつも通り筆者によるオリジナルブログでまいります。

 

チームビルディングに有効な6つの 心理アセスメント

 
 
チームビルディングにおいて、メンバーがお互いを理解し合うことは非常に重要です。

そのための効果的な方法の一つが心理アセスメントです。

 
以下に、チームビルディングに有効な心理アセスメントをいくつか紹介し、それぞれの具体的な活用方法について詳しく説明します。

 

[以下、ChatGPTによる文章]

 

1. マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標(MBTI)

 

MBTIは、心理学者のカール・ユングの理論を基に開発された個人の性格を16のタイプに分類する診断テストです。

個人の性格を以下の4つの軸で分類し、16の性格タイプに分けます。
 

外向性(E) 対  内向性(I)

感覚型(S) 対  直感型(N)

思考型(T) 対  感情型(F)

判断型(J) 対  知覚型(P)
 

チームメンバーがどのような性格タイプかを理解することで、コミュニケーションの取り方や仕事の進め方において相互理解を深めることができます。
 

具体的な活用方法としては、まず各メンバーがMBTIテストを受け、自分の性格タイプを知ることから始めます。

その後、チーム全員が集まり、それぞれの性格タイプについて話し合うセッションを設けます。

このセッションでは、各タイプの特徴や強み、弱みについて共有し、互いに理解を深めます。
 

例えば、外向型(Extraversion)のメンバーはミーティングやブレインストーミングの場で活発に意見を出すことが得意ですが、内向型(Introversion)のメンバーは静かに深く考えることが得意です。
 

このような違いを理解することで、ミーティングの進行方法や役割分担を工夫し、全員の強みを活かせるようになります。

 

2. ビッグファイブ (Big Five)

 

ビッグファイブは、性格を5つの主要な性格特性に基づいて測定するテストです。

 
外向性 社交性や積極性

情緒安定性 感情の不安定さ

開放性 新しい経験やアイデアへの好奇心

協調性 他者への共感や協力性

誠実性 自己制御や目標志向
 

これにより、各メンバーの性格特性を把握し、チームダイナミクスを向上させるための戦略を立てることができます。

ビッグファイブの結果を活用するには、まず各メンバーがテストを受け結果を共有します。

チームリーダーやマネージャーは、これらのデータを基に、各メンバーの強みや弱みを考慮して役割分担を行います。

 
例えば、誠実性が高いメンバーにはプロジェクト管理やタスクの進捗管理を任せると効果的です。

また、協調性が高いメンバーは、チーム内の調整役として活躍できるでしょう。

情緒安定性が低いメンバーには、サポートやストレス管理のためのリソースを提供することが重要です。

3. ディスクアセスメント (DiSC)

 

DiSCは個人の行動スタイルを4つのタイプに分類します。
 

D(主導型) 目的志向で決断力がある

i(影響型) 人間関係重視で社交的

S(安定型) 協力的で忍耐強い

C(慎重型) 細部に注意を払う
 

各メンバーの行動スタイルを理解することで、効果的なコミュニケーションや協力を促進することができます。

DiSCの結果を基に、チームビルディングを行う場合、各メンバーがどの行動スタイルに該当するかを理解し、役割分担やコミュニケーションの方法を工夫します。

例えば、主導型(Dominance)のメンバーはリーダーシップを発揮し、決断を下す役割に適しています。

一方、影響型(Influence)のメンバーは、人との関わりが得意で、チームの士気を高める役割に適しています。

安定型(Steadiness)のメンバーは、協力やサポートを重視し、慎重型(Conscientiousness)のメンバーは、詳細な分析や計画を得意とします。
 

これらの特徴を活かして、プロジェクトの進行やチームのコミュニケーションを最適化することができます。

 

4. ストレングスファインダー (Strengths Finder)

 

ストレングスファインダーは、個人の強みを34の資質に分類するテストです

自己の強みを特定し、それを活かす方法を探ります。

各メンバーがどのような強みを持っているかを把握することで、適材適所の役割分担が可能になり、チーム全体のパフォーマンスを向上させることができます。
 

ストレングスファインダーの結果を活用するには、まず各メンバーがテストを受け、自分の強みを知ることから始めます。

その後、チームで集まり、お互いの強みについて共有します。これにより、各メンバーがどのような役割で最も貢献できるかを考えることができます。
 

例えば、「戦略性」という強みを持つメンバーは、プロジェクトの計画立案や戦略策定に向いています。

「共感性」という強みを持つメンバーは、チーム内の人間関係の調整やサポートに適しています。
 

このように、各メンバーの強みを最大限に活かすことで、チーム全体の効率と成果を向上させることができます。

 

5. エゴグラム(Egogram)

 

エゴグラムは、個人の性格を5つの自我状態(親、成人、子供)に基づいて評価するテストです。以下の自我状態を測定します。
 

CP(Critical Parent) 批判的な親

NP(Nurturing Parent) 養育的な親

(Adult) 成人

FC(Free Child) 自由な子供

AC(Adapted Child) 順応した子供

 

エゴグラムでは、親の自我状態(親の役割)、成人の自我状態(理性的な役割)、子どもの自我状態(感情的な役割)の3つのバランスを評価します。

これにより、各メンバーの行動やコミュニケーションスタイルを理解し、より効果的なチームビルディングが可能となります。
 

エゴグラムを活用する際には、まず各メンバーがテストを受け、チームでエゴグラムの概念と各自の結果について話し合うセッションを設けます。
 

例えば、の自我状態が強いメンバーは、指導やサポートにおいて重要な役割を果たすことができます。

成人の自我状態が強いメンバーは、問題解決や計画立案において優れたパフォーマンスを発揮します。

一方、子どもの自我状態が強いメンバーは、創造性や革新を促進する役割を担うことができます。
 

これらのバランスを理解し、各自の強みを活かすことで、より協力的で効果的なチームを構築することができます。

 

6. エニアグラム(Enneagram)

 

エニアグラムは、9つの性格タイプに基づいて個人の性格を分類するテストです。
 

1. 改革者(The Reformer)

2. 援助者(The Helper)

3. 達成者(The Achiever)

4. 個性派(The Individualist)

5. 調査者(The Investigator)

6. 忠実者(The Loyalist)

7. 冒険家(The Enthusiast)

8. 挑戦者(The Challenger)

9. 調停者(The Peacemaker)

 
これにより、チームメンバーがどのようにストレスに対処し、どのように動機付けられるかを理解することができます。
 

エニアグラムを活用するには、まず各メンバーがテストを受け、続いてチーム全体でエニアグラムの結果を共有し、各タイプの特徴について話し合います。
 

例えば、タイプ1(改革者)は、高い基準を持ち、倫理的な行動を重視します。

一方、タイプ7(冒険家)は、楽観的で新しい挑戦を求める傾向があります。
 

これらの特性を理解することで、メンバー同士のストレス管理や動機付けの方法を工夫することができます。
 

タイプ1(改革者)には、明確なガイドラインと評価基準を提供し、タイプ7(冒険家)には新しいプロジェクトやチャレンジを提供することで、モチベーションを高めることができます。

これらのアセスメントを活用することで、チームメンバーがお互いの性格や行動スタイルを理解し、効果的なコミュニケーションや協力が促進されるチームビルディングを実現することができます。

 

各アセスメントの結果を基に、具体的な戦略やアクションプランを立てることで、チーム全体のパフォーマンスを最大化することができます。
 

[以上がChatGPTによる文章]

 

※以下は、筆者の追記です。

 
ご覧頂いたように、ChatGPTは上記文章を、ものの数分で書き上げてしまいました。

かつてであればこのような情報提供だけでも一定の価値がありましたが、これからの時代は情報を知っているだけでは価値がなく、ChatGPTにかないません。

人間が価値を出せる領域が何か、改めて真剣に考えなければと痛感させられた次第です。
 

下記に、各アセスメントの活用アドバイスをいくつか補足しておきます。

 

相互コミュニケーションの改善に向いているもの

 

DiSC

 

DiSCは4つのタイプ(その混在型も含む)のどこに位置するか、その人の性格や仕事スタイルの特徴がわかります。

類似したタイプの人同士は、素の自分のコミュニケーションスタイルで接してもお互いに違和感がありません。

しかし、真逆のタイプと接する時は、相手の特徴を頭に入れた上で配慮したコミュニケーションスタイルを意図的にとる必要があります。

DiSCでは、異なるタイプ間のコミュニケーションにおいてどのような工夫をしたらよいか?というところまでカバーしてくれるので、相互コミュニケーション改善に向いています。

チーム全員で受けて、チーム全員が互いに相手の特徴を理解するとチーム内の衝突や誤解や無関心などの改善に役立つことでしょう。

 

MBTI

 

MBTIは若い世代でポピュラーなアセスメントです。

韓国で流行しているのが日本にも伝播し、若い世代ではこのアセスメントを受けている人が多数います。

こちらも個の特徴を16のタイプに分かりやすく分類されており、自分と相手の違いを理解することができます。

同じ人間でもこれだけ持っている特性が違うのか・・・ということがわかるので、チーム内の相互理解促進や仕事の分担などに活用できます。

ダイバーシティを受け入れる時代に使いやすいツールとも言えるでしょう。

 

仕事の適性判断や配属等の活用に向いているもの

心理アセスメント

 

ストレングスファインダー

 

ストレングスファインダーは、簡易版であれば本1冊購入すれば受検することができます。

34個の強みの中から自分の上位5つが出てくるので、受けた本人にとっても周囲にとっても発見があります。

弱点を直すよりも、強みをより活かした組織を作ろうという場合、一人一人のストレングスファインダーの上位の強みが生かせる仕事を担当してもらうよう工夫できます。

私が存じ上げている80人ほどの会社では、全社員がストレングスファインダーを受検し、その結果を掲示板で共有し、皆ができるだけ相手の強みを生かそうと考える組織風土づくりを進めています。

 

ビッグファイブ、エゴグラム

 

ビッグファイブとエゴグラムは、それぞれシンプルな5つの観点から個人の特性が表され、その特性が仕事上どのように発揮されるかがわかりやすいものです。

人のサポートで力を発揮する人、創造的な仕事に向く人、管理や問題解決で力を発揮する人などの特徴がわかるので、配属や業務分担において大変参考になります。

 

まとめ

 
アセスメントにはそれぞれ特徴がありますが、まずはどれか一つ試してみることをおすすめします。

いずれのツールであっても、それなりの診断結果(納得性ある結果)が出てきます。

まずは4~5人の小さな組織で試してみて、一番しっくりきたもの、自分達が活用できそうなものを、段階的に全体へ展開していくなどのステップで進めていきましょう。
 

アセスメントを受けて実感するのは、人は自分のことを意外と分かっていないということと、他人のことも意外とわかっていないということです。
 

加えて、相手に応じてコミュニケーションスタイルを変えることなどせず、誰に対しても同じような接し方をしてきたが故に、

Aさんとはうまくいくけど、Bさんとは毎回話がかみ合わない、みたいな事態が生じていたこともわかります。
 

アセスメントは無料で活用できるものも多数あります。

使わないよりは使った方が遥かにチーム内コミュニケーションに良い効果がありますので、ぜひ試してみてください。

 

 

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筆者紹介

株式会社SUSUME 代表取締役

竹居淳一

「人と組織が強みと言える会社づくり」を支援しています。人事の領域は年々複雑化、高度化していますが、中小企業で実践可能な視点から人材育成や組織づくりのコツを発信しています。 採用、育成、定着化、評価、組織開発、労務などの一連の領域を分断することなく、全体最適の解決策と実行が強みです。

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